ボバース概念とは、中枢神経系の損傷による、機能あるいは運動・姿勢制御の障害を持つ患者に対する評価と治療のための、問題解決型アプローチです。この考えは大人、子供および幼児のために使用されています。その起源はイギリスのボバース夫妻の実践と研究から始まり、半世紀以上にわたって世界中で発展してきました。現在のボバースコンセプトによる治療の基本原理は、運動制御・運動学習・神経および筋可塑性と、生体力学に関する最新の知識を根拠として取り入れています。また、熟練したセラピストの経験も基本要素の一つであり、患者の要望や期待を組み入れた治療を実践しています。

運動・姿勢制御の改善とは、動作の質を改善させることに繋がります。例えば、「杖で歩くことが出来るが杖に頼ってしまい手が疲れてしまう」「お箸でご飯が食べられるが時間がかかってしまう」「骨折の手術後に退院したが痛みで動きにくい」など個々の悩みに対して姿勢と運動の関係をよりよくすることで間違った運動から効率的な運動へと導き、長期的な効果に繋げていきます。

ボバース概念とは治療法ではないため決まったマニュアルがあるわけではありません。よって、治療者の技術や指導方法が重要になると考えられます。当施設でのリハビリを是非一度体験していただき、実感して頂ければ幸いです

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