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研究者
東京大学大学院 工学系研究科 精密工学専攻 助教
人は普段の生活において,特に意識することなく自分の体を動かすことができます。しかし,改めてこの身体を動かすということを考えてみますと,身体には非常に多くの筋肉がついております。そして人間は普段の生活においてはこれらの筋肉をほとんど無意識に収縮させて,色んな環境で歩いたり,立ち座りをしたり,またモノを掴んだりすることができます。これは人の脳が周りの環境を適切に認識し,その上で巧みに筋肉を活動させることで実現されています。このように人が運動をするということは一見簡単に見えて,非常に複雑な脳機能によって支えられているのです。
しかしながら,様々な疾患になると周囲の環境をちゃんと把握できなくなったり,筋肉を上手に使えなくなってしまい,身体を動かすことが難しくなります。また多くの疾患では運動障害の症状は必ずしも同じではなく,患者さんごとに異なりますが,リハビリテーションによって身体の動かし方を再度学んでいく必要があります。私たちはこのような運動機能に障害を抱えた人たちのリハビリテーションにおいて,患者さんたちが筋肉の使い方をいかに改善しているか,またどのようなリハビリテーションが効果的か研究を続けて参りました。
木野本誠先生とは森之宮病院や大阪発達総合療育センターにご在職のときから4年間に渡って共に研究,議論をして参りました。運動機能を十分に改善するためには,個々人に合ったリハビリテーションを見つけ出し,身体の動かし方,筋肉の使い方を再度学んでいくことが重要です。木野本先生は人のバイオメカニクスや運動に関する豊富な知識を持っておられるだけでなく,ボバース概念に裏打ちされた確かな技術とリハビリテーションの現場においても長年の経験を持つ,信頼のできる理学療法士であります。今回木野本先生が新たにリハビリテーションセンターを開院されることとなり,今後も多くの患者さんの運動機能を改善していけることと大いに期待しております。
東京大学大学院 工学系研究科 助教 安琪様

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